テニス2019ローマ決勝 ジョコビッチvsナダル観戦記
みなさんこんにちは、ミカコです。
決勝でこのカードを見るのも何回目だろうか。
2019ローマ決勝 ジョコビッチvsナダル
それと同時にあと何回このカードの超絶ラリーを見ることができるのか。
去年のズべレフ、今年に入ってからのチチパスなど、着実に次世代が台頭し、それと同時にBIG4の時代は確実に終焉が近づいている。
BIG4が引退した時、私たちは間違いなくレベルが落ちたと言われてしまうであろう男子テニス界に満足できるのだろうか。
彼らの全盛期のパフォーマンスが目に焼きついている私としては、彼らの時代が少しでも長く続いてほしいと思っている。
ある意味「昔の時代は良かった」などと言ってしまういわゆる「老害」になるのかもしれない
そうならないためにも、せめて今の若手選手にはBIG4が衰え切る前に引導を渡して自分達の手で新たな時代を切り拓いていってほしいものである。
しかしこの決勝を見ていると、まだしばらくは彼らの時代が続きそうでもある(笑)
第1セット
もはや特に言うことはない。強いて言えば、
ナダル強すぎわろた(笑)
なんと言ってもコートカバーリングがやばすぎる。
クレーナダルを相手にする時によくある「スーパーショットじゃないと点が取れない」状態がずっと続いていた。
今季のクレーナダルは不調だなんだと言われていたが、全仏前にはしっかり調整してくるあたり流石である。
ジョコビッチのサービスゲームでこんなスタッツはなかなか見れない。
1st SERVE WONが39%ってどういうこと(笑)
第2セット
さすがにジョコビッチも第2セットからしっかりギアを上げてきた。
お互いにプレークポイントまではいっても鬼メンタルでセーブしていく。
やっぱこの2人の試合は最高、いい試合だ、、、(恍惚)
最終的には4-4からナダルに力んだミスが出始めて、ワンチャンスをモノにしたジョコビッチがセットオールへ。
第1セット0-6で落としてからのこの流れでセット取るジョコビッチ化け物か(笑)
第3セット
意地で第2セットは取り返したが、ジョコビッチの反撃もここまでか。
第2セットではナダルのフォアクロスに対してジョコビッチのバックのクロスへの強打がかなり効果的に刺さっていたが、やはり打ち続けるにはリスクが高すぎるらしい。
競ったゲームはあったものの気付けば要所を取って3ブレイクしたナダルの完勝である。
ジョコビッチも全仏に向けてかなり仕上がってきている(特に第2セット)と感じたが、現時点での地力はやはりナダルの方が上なのか、という印象。
新時代だなんだと言われているが、今日の試合を見る限り結局まだまだBIG4は健在である。
全仏もこの2人にティエムを加えた3人が優勝最有力だろう。(誰でもできる予想ですね(笑))
全仏が今から楽しみだ。
それでは。