テニス2019全仏準々決勝 フェデラーvsワウリンカ観戦記
みなさんこんにちは、ミカコです。
テニス2019全仏準々決勝 フェデラーvsワウリンカ
グランドスラムの準々決勝でスイス対決が実現です。
相性的にはフェデラーガン有利なこのカードですが、クレーコートではかなり競ってくるイメージですね。
特に2015年全仏オープンでの一戦が印象的で、ワウリンカがストレートで勝利してそのままグランドスラム2勝目を達成しましたね。
ワウリンカはコート後方からじっくりとラリーで撃ち合う展開で本来の力を発揮するので、先に振られる展開が多くなってしまう対フェデラー戦はかなり苦手な部類と言えるでしょう。
逆にフェデラーが攻めるのが遅ければワウリンカのパワーショットからの展開で優位に立つことができるので、クレーコートの方がいい試合が多いのは当然かもしれません。
第1セット
フェデラー 7-6(4) ワウリンカ
フェデラーにブレイクポイントが来るもその度にワウリンカが凌ぎ、タイブレークへ。
取得ポイント数的にフェデラー有利かという予想通り、紙一重ではあるものの無事フェデラーがセットアップ。
フェデラーはブレイクポイントになると結構守備的になってしまう印象がありますが、それを差し引いてもことごとくワウリンカが凌いでいて、ここぞという時のギアの上げ方は目を見張るものがありますね。
第2セット
フェデラー 4-6 ワウリンカ
基本のテニスの展開的には第1セットとあまり変わらないものの、一度だけきたブレイクチャンスをしっかり生かしたワウリンカがそのままセットオール。
勝負所での一発は本当にすごいですね。反対にフェデラーはこのセットでも4回くらいのブレイクポイントを全部逃しています。
フェデラーファンの私からすれば、もうちょい何とかならんの?と感じてしまいます(笑)
第3セット
フェデラー 7-6(5) ワウリンカ
これまでのキープ合戦から3-3でワウリンカが抜け出し、このままセットを取るのかと思いきや直後にフェデラーがブレイクバック。
フェデラーが初のブレイクに成功です。フェデラーの方もセット終盤から露骨にギアを上げてきているのが感じられるほどでした。
このセットを取られた場合、勝つにはフルセットに持ち込むしかなくなってしまうので意地でも取りたかったセットだとわかりますね。
しかし、スイス人は勝負強いですなあ(笑)
第4セット
フェデラー 6-4 ワウリンカ
3-3で雨のため一時中断。
再開後、フェデラーが最高のタイミングでブレイクし、そのままサービスゲームを占めてゲームセット。
第4セットはフェデラーが5セットマッチでどこまで勝ち抜けるかの指標となると思ったのですが、、、
結局1時間の中断をはさんでしまったので何とも言えませんね。
これまでの試合はすべてストレートで勝ち抜いてきたので第4セットを迎えるのは今大会では初めてだったわけですが、そこまでパフォーマンスが落ちたようには見えませんでした。
事実ワウリンカサーブをブレイクして勝利していますしね。
試合の強度がこれ以上に上がってくればまたわからないかもしれませんが、次戦では、特にガス欠の心配はしなくてもいいかと思われます。
フェデラー的には対戦相手のレベルがこれまでより数段上がるということで、対戦成績では圧倒しているワウリンカといえど簡単に勝てるとは思っていませんでした。
というか普通にワウリンカが勝つと思ってましたが、、、
ロジャーフェデラーという選手は本当に底が見えませんね。
38歳になる歳で4年ぶりの全仏でベスト4進出とか意味が分かりません(笑)
準決勝に向けて
グランドスラムでこのカードが実現するのはあと何回なのか。
完全にナダル有利なのであまり勝敗関係なしに純粋に楽しめるのが全仏のいいところですね(笑)
ナダルに勝ってそのまま伝説になってくれても全然かまいませんが(笑)
楽しみに待機しましょう!
それでは。